ちょっと前にテレビで面白い介護施設の紹介をやっていた。
この施設をご存知だろうか?割と新しく台頭してきた施設のようで、関東圏や中部圏に何店舗かありこれからもどんどん全国に広がっていきそうな勢いである。
この施設、なんと所内でカジノができるのである。ルーレット、バカラ、ブラックジャック、と本式である。あとは、麻雀にパチンコまである。名前の通り、ラスベガスみたいである。。まあ、麻雀は、愛嬌だが・・。
それにしても、ここはデイサービスの施設である。
これはどう考えても楽しいだろうと思う。好きな人にとっては。
デイサービスで賭け事ができるのである。と、言っても実際に使うお金は、仮想通貨のベガスというものを使うのだ。
まあ、このような施設で昼間っから現金を賭けてやっていたら問題ありですからね。
それにしてもこのシステムよく考えられている、朝家に真っ黒のワゴンが迎えに来て、施設に着くとリハビリ体操などをする。
そうすると、ここだけで使える仮想通貨のベガスを一万ベガスもらえるというのだ。
あとは、その一万ベガスを元手にルーレットなど好きなものをする。勝てばどんどん増えるし、もし負けてしまってなくなってしまってもまた機能回復のリハビリ体操などをすればまた、一万ベガスをもらうことができるのである。
これはいい。かなり楽しそうである。
実際にテレビの映像でもみんな楽しそうとは、いかずかなり真剣に取り組んでいた。のめり込んでやっていると言った様子である。
けれども一人一人の表情は、いきいきとしてまるで介護施設にきているといった感じではないのだ。
あれだけ真剣にやれば、かなり頭も使うだろうし、認知症の予防にもかなりな効果を発揮すると思われる。
実際に介護度が要介護5の人が要介護2になった例があるそうだ。
カジノや麻雀は手と頭の運動にはかなり良い効果がありそうである。
そしてそれだけではなく、ここでも他の施設と同様の体の機能回復訓練もしてくれるし、入浴サービスも受けられる(風呂のない施設もあるので対象施設に確認が必要)し、ごくありふれた他の施設でできることは一通りできそうだ。
そして更に面白いのは、毎日最後に今日一日で最高に勝った人を表彰してくれるのだ。
トロフィーを手にした写真を撮ってくれます。
これはうれしいだろうし、やみつきになるだろうと思う。
そして夕方になるとまたあの黒いワゴンで家まで送ってくれる。
一日の利用料も介護保険が使えるので数百円ということである。その人によるが。
これは楽しいと思う。
デイサービスというと子供あつかいされて、まったく面白くないおりがみや、編み物、習字などを嫌々させられてしまうので行きたくないと言う人もけっこう多いということであるから。
テレビの映像では、みんなけっこうおしゃれして来ていた。きっと、本当に楽しいんだろうと思う。
帰る時間になってもまだやっていたい、まだ帰りたくないと言う人も結構いるといっていた。
わかるような気がする。
妻の母にも通わせてあげようかな。。麻雀好きだし。