どもりは治るか? 辛いどもりの治し方

どもりを治したい

私は以前、どもりでした。それもかなりの重症だったと、自分では思っています。

 

どれくらい酷かったかというと、まず学校で新学期などに自己紹介する時に自分の名前がつかえて言えませんでした。

 

前から順番に廻ってくるのですが、自分の番の一つ前までくると心臓がドキドキして、冷や汗が出てきました。

そして、いざ自分の番になると緊張も最高潮に達して、最初の一言がでてきません。「えーー、・・・」と言ったきり次の言葉がまるっきり出てこないのです。自分の名字が言えないのです。

そしてしばらく絶句していると、だんだん教室の中のあちらこちらで、クスクス笑いが起こりました。

そうなるともう駄目です。なんとか最初の一言を言おうと頑張るのですが、焦れば焦るほど言葉は、出てきませんでした。

 

これはかなりつらいです。

 

記憶では、小学校の低学年の頃からだったと思いますから、かれこれ40年ほどは苦しんだ事になります。

40年と数字で書くと簡単ですが、毎日毎日その現実と向き合っての40年ですから、それは気が遠くなるほど長い期間です。

 

また言えないのは、名前だけではありませんでした。住所も言えませんでしたし、両親の名前すらも言えませんでした。

 

自分がそういう状況にあることを知らない人から見れば頭がおかしいと思われていたと思います。

 

そうして、一度つかえ出すと今まで普通に言えていた数少ない言葉も出なくなりました。

 

なんとか言おうとして悪戦苦闘することで、顔はゆがみ手に汗を握り、それでも一言も発することができなくなってしまったのです。

 

不思議でした。どうして今まで言えていた言葉も言えなくなるのでしょう?

 

先生や、母親などは、おちついてゆっくりしゃべりなさい。と、言うのですけど自分としては、別に慌てているわけでもないし、早くしゃべろうとしているわけでもないのです。

ただただ最初の一言が出ないために、しゃべることができなくなるだけなのです。

発声方法が悪いのか?呼吸方法が悪いのか?

どもりを治したいと思い、中学生の頃たまに新聞の広告欄に載っていた「どもり矯正法」という分厚い本を、藁にもすがる思いでお年玉で買ったこともあります。

その本は、翻訳物で外国の学者が書いたものでした。

 

昔の翻訳物は、非常に読みにくく日本語もこなれていなくて、なかなか理解が進まなかったことを覚えています。

所々わかるところを中学生の未熟な理解力で読むと、どうやら呼吸法にポイントがあるようなことが書かれてありました。

 

それによると、鼻からゆっくりと大きく息を吸って、ゆっくり口からはく。この時、丹田(へそのあたり)を強く意識すること。

そしてこれを最低10回は繰り返す。

これを書かれてあるとおりにやってみると、頭がくらくらしてきて、気持ちが悪くなったことを覚えています。

 

でも、その本には、これを繰り返すことで頭がすっきりしてきて、すがすがしい気分になります。と、ありました。

すがすがしい気分になっても、どもりが治らなければなんの意味もありません。

 

確か、8000円程だったと思いますが、全く無駄なお金を使ってしまいました。

 

そんなことをしていたある時、気がつきました。

例えば国語の時間に集団で教科書を朗読したり、歌を歌ったりする時はまるっきりどもりません。

 

これは発声法に関係があるのではないかと考えました。

 

これは今でも不思議に思っています。歌を歌う時はどうしてどもらないのでしょうか?

発声するときに節をつけるからなのでしょうか?

 

リズムよくイントネーションをつければ全然どもらないのです。

 

ここに、どもりを治すヒントのようなものがあるのではと、思いました。

でも、それをどう日常の会話に応用するのか・・・。

考えても、いい答えは見つかりませんでした。

 

日常会話に抑揚をつけるとあきらかに変ですし、それを学校でやったら間違いなく先生に叱られてしまうでしょう。

いや、これはイントネーションをつけるとうまくしゃべれるんです。なんて言っても絶対にわかってくれないでしょう。

 

集団で朗読する時も同じです。まるっきりどもりの、どの字も出ません。廻りの友だちと全く同じに読めています。

一人だと、とたんにつまって読めなくなります。

これは、ほんとうに不思議なことだと思います。

どもりは精神的なものが影響しているのか?

ある時、私は母にどうして自分はどもりなのかと、尋ねてみたことがあります。

 

母曰わく、私は3歳から5.6歳あたりまで左利きだったと。

そして、その利き手を右に変えるのにかなり口うるさく言ったのが原因しているのかも知れないとのことでした。

 

だとするとこれは、人災なのか?

自分がこうなったのは、母のせいなのか?

何も左利きを右利きに治す必要などなかったんじゃないか?

そもそも、そんなこと誰も頼んでないじゃないか。

どうしてそんな余計なことをしたんだ。

今だって左利きの人は結構いるし、別に左利きだからって特に不利なことは何もないんじゃないか。と。

 

こうやって心の中で母を責める、そんな卑屈な根性がどもりの根本的な原因なのではないかと考える事もありました。

 

でも、実際のところはどうなんでしょう?

 

本当にそんな小さい頃に口うるさく言われたことがトラウマになって、どもりを引き起こしているのでしょうか?

 

左利きがどうこうは、ともかくとして、やはりそういうことが引き金になっていることはありそうだと今は思っています。

 

ちょっと前にどもりの人の体験談で、わたしは8歳ごろまで左利きでした。というのを聞いたこともあります。

やはり左利きが関係しているような・・?

なぜ私は、どもりが改善したのか?

今は、私はどもりの為に日常生活で困ることはあまりなくなっています。

完全に治ったかと言われれば、そんなことはありません。興奮したり慌てたりすると、どもってしまうことが未だにあります。

 

でも、その頻度は子供のころの比ではありません。妻も、この頃は前より全然よくなったね。と、言うくらいです。

 

よくなった理由を自分なりに考えてみると、これは年をとったということなんだろうと思います。

年をとると人間ある程度図太くなるものです。

そしてあまり細かいことにくよくよ悩まなくなるものです。(個人差はあるでしょうが・・。)

 

まあ、なるようになるさ。と、いった気の持ちようでしょうか?

 

こういった、ある意味大らかな気持ちが、どもりを改善させているのかも知れないと思っています。

 

でも、なかなかそんなふうに考えられる人ばかりでもありませんよね。

 

ということで、あれこれ調べてみたら見つけました。→【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム

これはなかなか評判良いようです。

 

何年も苦しんだどもりが57日で改善したとあります。

効果を実感できなかった時の返金保証もありますので、やってみる価値はあると思います。

【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラムを買ってみた

ということで、私は今はそれほど吃音に悩んでいませんが、まるっきり治ったわけでもないのでこの教材を実践してみようと思います。

 

まずこの教材はデジタルデータで買う場合と、現物(DVDと本)で買う場合の2種類の買い方ができます。

デジタルの場合は決済完了後5分後に教材データのダウンロードサイトのURLが、メールで送られてきますので、そこからダウンロードすることになります。

 

この方法が一番早くて安全なのでパソコンが使える環境にある場合はこちらをお勧めします。何度でもダウンロードできますので安全便利です。

 

現物で購入する場合は、決済後5営業日以内に登録した住所に配送されてきます。

 

注文は電話でもFAXでもできます。

 

私は、ダウンロードの方を選択しました。

圧縮されて届きますので解凍ソフトを使用して解凍します。

 

すると次のような内容が確認できます。

 

 

 

 

解凍すると・・。

 

 

 

 

上のようにフォルダ2つと、マインドシアターというpdfファイル一つが現れます。

一番上のMRM特典の中身

 

 

 

 

3つのpdfファイルが入っています。

contact→→ この教材の作者の中村しょうさんへの質問と相談をお願いする場合のアドレスが書かれています。1ページ

courage→→ 勇気を手に入れる究極の方法が書かれているファイルです。31ページ。

medicine→→ 読んだ瞬間から吃音が軽減する!応急処置マニュアル 吃薬 17ページ

次、MRM本編の中身

 

 

 

 

2つのpdfファイルと、6つの動画ファイルが入っています。

mind-shift→→ この教材のメインコンテンツである、マインドシフト編です。182ページものボリュームです。

paradigm-shift→こちらも同じくメインコンテンツの、パラダイムシフト編です。167ページです。

mrm01~mrm06→MRMの実践方法を解説したMP4動画ファイルです。ビデオを見ながら学べます。

あとこれ以外に最初にお読み下さいというtxt.ファイルも入っていました。

 

これには、M.R.Mどもり改善プログラムの教材の進め方などが書かれています。

 

どんな感じでプログラムが進んでいくのか示します。

プログラム進行の流れ
1 パラダイムシフト編から読み始めます。
2 マインドシフト編を読みます。
3 マインドシフト編は6つのパートに分かれていますので、最初のパートを読む前にビデオの01を観ます。
そして01のビデオが終わったら、教材の最初のパートを読みます。
4 あとは順番に従って、02を観る、2番目のパートを読む。 03を観る3番目を読む。を、順に消化していきます。
5 マインドシフト編に進むと中村さんよりフォローアップメールが届き出します。
6 講座が終わる頃になると、人生を数倍面白いものにするためのニュースがステップメールで届きはじめます。

ざっと以上のような流れで進めます。

マインドシフトの動画は一本が30分から40分前後の長さで、ちょうど良い長さだと感じました。

 

あまり長いと、ちょっとだらけそうですから。

 

教材と、動画の内容に関してはここでは控えたいとおもいます。有料教材ですので。

 

ただ一つ言える事は、これをしっかり継続すればある程度の結果はでるんじゃないかと感じました。

メイン教材も、各パートごとにしっかり動画を観ながらとりくめば納得のいく効果を実感できると思います。

 

そしておまけの特典ですが、こちらは主に人と対する時の心の持ち方の方向性をしめしてくれます。

 

教材に書いてあるように、困った時に読むようにするとかなり助けられると思います。

 

ですが、私がこのM.R.Mどもり改善プログラムで一番勇気づけられたところは、動画の中でしゃべっている中村さん本人です。

この人も昔は吃音者でした。

 

動画の中ではかなり流ちょうに講座を解説されていますが、よくよく気をつけて聞いてみますと、まだところどころつまり気味にお話されている箇所があることがわかります。

中村さんですら完璧に100%治ってはいないと、私は思います。

けれども、ぼんやりただなんとなく聞いている分には気が付きません。

 

普通に感じの良い男性がしゃべっているとしか聞こえません。

つまり、あなたも、しっかり取り組めばこれくらいには話せるようになる。可能性が充分にあると言うことです。

 

よしんばならなくとも、これくらい話せるようになるマインドを持つことはできるということです。

 

私もやってみて、所々合点のいくところが多い内容でした。

 

そしてモデルとして元吃音者の中村さんのしゃべりを、ビデオ6本に渡ってじっくりと聞くことができるのです。

これだけでもこの教材を買う価値があると思います。

これくらいしゃべれるようになればいいな。と、感じました。

 

私は、この動画をスマホに入れて毎晩寝るときに聴きながら寝るようにしていました。

 

ごくごくわずかに吃音をかかえながらでも、これくらい話せるようになれる。

 

勉強しながら、これで自分もこんな風になれるかも知れないなと、勇気を貰えます。

人前で話すことも別に苦にならなくなることでしょう。

 

私はこの動画を見終わって、よしやってやるぞという気持ちになりました。

あなたにも、ぜひ私と同じ気持ちになって欲しいと思います。

 

どもりくらいで人生終わるわけじゃないし、どもりくらい別にたいした問題ではない。と。

【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム

さいごに

もしどもりがあなた本人じゃなく、あなたの子供さんだとしてもこの方法は実践しやすいと思います。

6.7歳くらいの子供でも充分に続けることができると感じました。

 

子供のどもりの治し方としても、非常に有効なやり方だと思います。

特に子供は素直ですからこれを素直に信じてやると思います。

 

毎日少しずつでも実践していけば、状態が改善しないとは考えられません。

無理矢理じゃなくて、こんなのちょっとやってみようよ。くらいな言い方で、やらせてみてはいかがでしょうか?

 

私が中学生の時にこの教材に出会っていたら、きっと飛びついていたと思います。

もしタイムマシンがあれば、この教材をこどもの頃の自分に持っていってあげたいと思いました。

子供のどもりも、きっと良くなります

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