10代で乾癬を発症した私が50代の今どうなっているか。乾癬は、治るのか?

私は10歳代の後半の頃、正確に言うと19歳の年に尋常性乾癬を発症しました。

なぜそんなにはっきりとした年齢を覚えているかと言うと、当時付き合い出した彼女と何度目かのセックスの時にそれを指摘されたからです。

 

指摘されたと言っても、それは乾癬じゃない?と言われたわけじゃなく(当たり前ですね、そんな若い子がそんな頃に乾癬なんて知っているはずがありませんものね。)

その脇腹にできてるの何?かゆい?もしかして移ったりする?と、初めて言われたからです。

 

その時はまだ病院に行く前でしたから、いやちょっとわかんないな。多分感染しないとおもうけど?家の人に移ってないから。

と、そのように答えたのを覚えています。

 

それは5・6センチくらいの大きさで赤くなって盛り上がっていて表面は白くフケのようになっていたのでした。

完全に乾癬ですね。

 

そんなことがあった2日後、人生で初めて私は皮膚科を受診しました。

診察室にて乾癬を告げられる

ということで、近くに割と大きな皮膚科医院がありましたので心配になって訪れてみました。

こんにちは、先生よろしくお願いします。
先生
はい、どうしました?
あの~、この脇腹にできてるあかいやつなんですが。これって何なんでしょうか?
先生
どれどれ?ちょっと見せてみて。あっ!こりゃ乾癬だわ。
え?乾癬?ですか?別に痒くもないです。っていうか、それなんですか?
先生
えと。これは尋常性乾癬というものです。特に痒くなったりもしないし、人に感染もしませんから心配しなくていいよ。
あ、そうなんですね、よかった。でも何でこういうのできるんですか?
先生
それがね。まだよくわかっていないのです今の医学では。どうやら体質と生活環境に関係あるみたいですがよくわかっていません。

というような診察室での会話だったと覚えています。

でもその時私は、何か漠然としたモヤモヤが残ったのを今でもくっきりと覚えています。

 

これは、不治の病なのか・・。と。

そう宣言されたわけではないですが、何か失望感ありますね。

先生
あ、君、ちょっとそこの本取ってくれる?
看護師さん
はい。あ、先生これでしょうか?
先生
ありがとう。ちょっとこれ見てくれる?

と言って先生は分厚い医学書のようなものを見せてくれました。

先生
ほらね。これは、普通太った人がよくなるんだがあなたのような痩せた人って珍しいな。
本当だ。なんで僕なんかがなるんですかね。全然太ってないのに。
先生
う~ん、まあとにかく色々治療法はあるからやってみましょう。
はい。よろしくお願いします。ところで、この病気多いんですか?
先生
そうですね。ちょいちょいいらっしゃいます。
わかりました。
先生
じゃ、塗り薬出しておきますから一日一回塗ってみて下さい。それと、患部をよく日に当てること。これをやって下さい。
日焼けするってことですか?
先生
はい。なるべくね。紫外線に当たると改善するっていう報告あるんで。
なるほど、わかりました。
先生
じゃ、お大事に。

ざっと以上のような会話内容だったと覚えています。

なんせ40年ほど前の内容なので、だいたいです。

 

ですが、ここでわかったことがあります。

 

先生の診察の所見、今とまるっきり変わっていません。40年くらい前だというのに。

皮膚科の医学界は、何やってんの?という感じですが、まあややこしい病気であることは確かなようです。

私が今やっている事は? 治ったの?

結論から言いますと、未だ治ってはいません。

治ってはいませんが、かなり良くなってはいます。

お見苦しいですが、ちょっとお見せします。

 

左足首の上ですが、うっすらと赤く見えるところが、患部です。

ここが以前は、縦十センチ横五センチくらいの大きさで赤くなって、表面が真っ白にフケのようになって盛り上がっていました。

ですが、今はこの状態です。

 

ちょっとわかりずらいですが、ほとんどわからないくらいにきれいになっています。

これならどこに行って誰に見られても恥ずかしくありません。

 

先ほど診察の時にできていた脇腹のものは、知らないうちに治ってしまいました。

いつ頃治ったのか、もう思い出せません。

 

最近までで一番ひどかったのが、写真の足首のところでした。

このように、ぱっと見なんともないように見えますが、ちょっと薬を塗るのをわすれたり、やらなければならないことを忘れると、てきめんに出てきます。

あと、治っていないのは両手の爪です。

 

爪は、なかなか治りません。

ですが、爪が伸びるにつれて伸びた所を切っていけば、だんだんきれいになってきます。

 

写真は、爪の先端が指の先端より下になっていますね。

これは、下でもふれていますが爪が伸びてだんだん外側に反ってきた部分をその都度爪切りで切ってきた結果です。

 

そして、短くなった爪の間に薬を塗れば、しばらくの間は普通のきれいな爪を維持できます。

ですが、何もせずに放っておくとまただんだんと症状がでてきます。

 

症状とは、この写真ではわかりにくいですが、爪が伸びるにつれてだんだん指から離れて外側に反り返ってきます。

そして爪全体に縦に筋が入ってきます。全部の指に。

 

これは、てきめんですね。

なので気をつけて伸びたら切るを繰り返します。

そうやっているうちにだんだん爪が変化してくる速度が遅くなってくるような気がします。

どうやったら今のようにきれいになったのか? 何か特別な薬でも塗ったのか?

まず私の昔の症状をここで示しておきたいと思います。

どこによくできていたか。

  1. 脇腹左右
  2. 頭皮(特に毛の生え際が、ひどかった。)
  3. 足首あたり
  4. 肘、膝などの服とすれるというか曲がるところ
  5. 背中、おしり

 

まあ、所かまわずということでしょうか。部分部分にできるのですが、あまり広範囲ではなかった。

特にひどかったのが、脇腹と頭です。

 

当時パーマをかけていたのですが、美容院に行くたびに、ここの所になんかできてるけど薬かけていい?なんともないかな?なんて言われていました。

結構恥ずかしかったです。

 

ちなみにあれから40年ほどたった今は、5分刈りの坊主頭です。

乾癬は、治っています。日に当たるのがいいのかも知れません。

 

あれほど酷かったのに、すっかり綺麗になってしまっています。

ということで、だいたい、ほぼ治っているという状況だと思います。

 

先ほどの爪に関しても、最初は爪水虫だと思っていたのですが、皮膚科で検査してもらったところ菌がいなかったので、これは爪白癬という乾癬だということがわかりました。

 

しかしながらこの爪白癬ですが、爪水虫の飲み薬がよく効きます。

前に爪水虫との診断を受けてもらった飲み薬を飲んでいると爪白癬がよくなりました。

 

どうして効くのかは、わかりません。爪白癬も爪水虫の一種なのか?これは医者ではない私にはわかりません。

 

昔は、爪には全くできていなかったので足にできた乾癬を手で剥がしたりしたので自分から自分に移ったのじゃないかなと、自分的素人考えで思っています。

ホントのところは、わかりません。

先生は、人には感染しないと言われましたが、自分にはどうなんでしょうか?

 

では肝心な、どうやったら今のようにまあまあきれいに治ってきたのか、ですが。

 

やはりこれには、昔診察を受けた時に言われたように生活習慣の改善に秘密があるように思えてなりません。

 

ということでどのように生活習慣を変えたのかをお知らせしたいと思います。

乾癬を治すには、まず生活習慣を変えよう  全ては、そこから始まる

これは、かなり効果があると思っています。

今までに私がやってきたことをちょっとあげてみます。

  • 禁煙
  • マラソン、トライアスロンを始める
  • 減塩
  • 日光浴
  • 患部を海水につける
  • 温泉につかる

まず、禁煙ですが。私は、中学2年の頃からタバコを吸っていました。(どうかしてますね。)

その喫煙の習慣を30歳の年にやめました。

それ以来吸っていません。

 

次に、マラソン、トライアスロンを禁煙をきっかけに始めました。

これはとても健康的な生活だと思います。しかも、長い距離を走ったり、泳いだりしますので循環器にも良い影響がでたと思います。

レースの成績はたいしたことありませんが。((^0^))

 

そして、血液の循環にもランニングは、もってこいです。

これは、どんな人にもおすすめしたいと思います。

 

前に読んだ本の中に乾癬の症状は、血液が関係していると、書いてあったことを思い出しました。

 

次は減塩ですが、塩分の少ない食事を摂ることが大事であるということは万人の知るところでしょう。

これは結婚を機に達成できました。奥さんに感謝です。

 

そしてその次の日光浴と、患部を海水につけるというのは海水浴と、トライアスロンのレースに出ることで実現できました。

この海水につけるというのは、これに関しては先生に言われたわけではありません。偶然に乾癬の状態が改善することを発見しました。

 

ある夏、家族と海水浴に行っていて長い間海に入っていました。

そして帰宅後、なにげなく乾癬の箇所をながめていて何か綺麗になっていることに気が付いたのです。

 

なぜ乾癬の箇所が改善したのかは素人なのでわかりませんが、ひょっとしたら海水に含まれる塩分と、ミネラルなどが良い方向に作用していたのではないかと今は思っています。

 

ひょっとすると世紀の大発見かも知れません。((^▽^))

気になったらみなさんも試してみてはいかがでしょうか?

 

話をトライアスロンに戻します。トライアスロンの水泳は、普通海で行われますので、ずばりもってこいです。

当然のことながら海水に浸かりっぱなしです。

 

考えてみるとこの病気は、夏に良くなる傾向が強いと思います。

皮膚科の先生にきいても、そのようにおっしゃってました。

 

乾燥が良くないのかも?

 

最後の温泉によく浸かるですが、これは趣味の問題で私は温泉が好きなのであちらこちらの温泉によく入りに行きます。

そしてその温泉も、乾癬などの皮膚の病によく効くというところを探して行ったりします。

 

これは乾癬抜きにして楽しい作業でもあります。

でも恐らくこれだけでは、よくならないと思います。

 

あとは、これに加えて皮膚科でもらう塗り薬を忘れずに塗るということぐらいですかね。

ほんとにそれだけでよくなったの? 他にも何か秘訣があるんじゃないの?

と、色々書いてきましたが実は一つだけ、まだ書いていないことがあります。

 

そしてそれこそが、この尋常性乾癬の症状を改善するのに最も効果があったと、やってみて私は感じています。

 

それは3.4年前だったでしょうか乾癬について改善方法を色々とネットで調べているうちに見つけました。

 

それは、テアテマンドールという乾癬の解消法です。

 

その方法によると、乾癬は病気ではない!と、あります。

 

皮膚の鬱血は内臓からのSOS信号で、剥がれ落ちる皮膚は汗と同じ老廃物なのです。

だからあなたの乾癬も正しい手当をすれば、きれいに消し去ることができるのです。

 

原因すらわからなかったあなたの乾癬も解消できるのです。

しかもこの方法の開発者は、40年もの長い期間で1000人を越える人々の乾癬を解消してきたとあります。

解消率9割ということです。

 

これは事実だとするとかなり有効な方法だと感じました。

 

どうりでアマゾンなどでもこれに関する書籍が多く出てるはずだと思いました。

[wpap service="with" type="detail" id="4434202480" title="乾癬は病気じゃないんだ (柏艪舎ネプチューン(ノンフィクション)シリーズ)"]

他にもあるようですが、とりあえずこの公式ページにあるQ&Aを見てみました。

Q  乾癬が消えない原因は何だと思われますか?

A  乾癬の原因を外的なものだと考えて、単なる皮膚病だと捉えているからでしょう。症状は皮膚に出ていますが、皮膚病ではありませんし、そもそも病気ではありません。

Q  乾癬の方が実践している対処法とそのリスクを教えてください。

A  皮膚科に行くと、ほとんどの場合ステロイド剤を処方されますが、ステロイド剤はステロイド依存になり、薬を強いものにしていかないと全く症状が抑えられなくなり、ス テロイド剤の使用を止めると、一気に症状が酷くなる場合もあるようです。

Q  このノウハウを小さなお子さんに施しても大丈夫でしょうか?

A  大丈夫です。親御さんがやってあげるのが良いでしょうね。ただし、小さなお子さんの場合は本当に優しい力加減で行って下さい。実際にお客様の中にも、生後2週間目から発症した2歳半のお子さんが、15回の施術で、乾癬の90%を消すことができました。

Q  このノウハウを実践された方で最短の成功日数を教えて下さい。

A  効果は人によって個人差がありますが、早い方ですと1回の施術でも変化を感じますし、症状が酷い方でも十数回の施術で目に見えた効果が現れます。

なるほど、これほどの再現性のある方法だったからこそ私の尋常性乾癬も改善したということがうなずけました。

ですので、もう長い間色々な方法を試してきたけどなかなか良い結果が得られていないという方は、騙されたつもりになってやってみることを本当にお勧めしたいと思います。

もしこれであの恥ずかしい思いをしてきた乾癬が、完治しなくともかなり改善すれば今まで行けなかった温泉や、プールなども平気で行けるようになります。

また健康診断や、何かの病気で医者にかかった時にいちいちこれは乾癬でどうこうとめんどくさい説明をしなくてもすむようになります。

布団やシーツが剥がれ落ちたもので汚れなくなります。

そして何より気持ちが晴れやかになります。私は、なりました。

まあそれらが全てではありませんが、このように良いことずくめです。

思い切って一度やってみる価値は充分にあると思います。

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